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2023年2月13日発 オホーツク流氷とタンチョウ舞う北の大地の旅 4日間
昨年に引き続き、流氷シーズンに北海道の旅に同行させていただきました。旅のスタートは釧路から。部屋のカーテンを開けると雪化粧をした釧路の街と港が見えました。
まずは釧路市内からバスで約1時間、「阿寒国際ツルセンター」を訪れました。こちらは1年中タンチョウが見られることで知られていますが、この時期は給餌しているので多くの野生のタンチョウがエサ目当てにやってきます。スタッフの方からタンチョウの生態についての話を聞きながら観察をします。手が届きそうな距離で野生のタンチョウがウロウロ。あちらこちらで「コー・カッカッ」とタンチョウの掛け合いの鳴き声が響きます。数えられませんが150羽ぐらい来ていたでしょうか。私のスマホでは撮れませんでしたが、この時季ならではの「求愛ダンス」も見ることができましたよ。いつまで見ていても飽きない優雅なタンチョウの姿にお客様も寒さを忘れて見入っていました。その後、鶴居村にある給餌場の「鶴見台」と「伊藤サンクチュアリ」にも立ち寄ってタンチョウ観察をしました。ランチは鶴居村にある丘の上のオーベルジュ「ハートンツリー」さんでいただきました。季節のお野菜と自家製パン、阿寒豚のポークシチューなど、お味もさることながら見ても楽しいお料理を満喫していただきました。
翌日はこの旅のもう一つの目玉である流氷見学。網走流氷観光砕氷船「おーろら号」で流氷クルーズを楽しみました。流氷は例年1月下旬から3月中旬頃まで観測できますが、温暖化の影響で年々観測できる日が減ってきています。今年も例年よりも流氷が来るのが10日程遅かったので心配しましたが、当日はお天気に恵まれて素晴らしい流氷を観測することができました。ゴリゴリと流氷をかき分けて進むクルーズはなかなかの迫力ですよ。旅の最後はオホーツク海、流氷に一番近い駅・JR釧網本線の無人駅「北浜駅」へ。小さな駅舎、レトロな郵便ポストが可愛らしいです。見学中、列車も入ってきてお客様も大興奮。1両のみの編成がまたいい味を出していました。今回もご参加のお客様、現地パートナーのご協力により楽しい旅になりました。あらためて感謝申し上げます。