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添乗員の帰着リポート 2022年7月28日発 野花の時期に訪ねる 下北半島と世界遺産・三内丸山遺跡の旅 3日間
7月末、青森県の下北半島を訪ねる旅へ添乗してきました。数日前に梅雨明け宣言が出されたこともあり、青森でも30℃を超える暑さとなりましたが、3日間ともに晴れていい天気に恵まれました。
初日は新幹線で新青森駅へ移動後、バスに乗り換えて日本最大級の縄文集落跡で国の特別史跡に指定されている三内丸山遺跡へ向かいました。昨年、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録されたこともあり、今注目の場所の一つです。日差しが強い中での観光でしたが、縄文時代の生活を垣間見ることができました。
翌日は仏ヶ浦観光船で仏ヶ浦の観光へ。海岸沿いに2kmにわたって連なる白緑色の奇岩の数々をご覧いただきました。昼食は絶品の大間マグロの定食をいただき、本州最北端の大間崎では北海道の函館周辺の山々を遠望。午後は日本三大霊場の一つ「恐山」を訪ねました。「三途川」を渡り、硫黄の臭いが立ち込めて異様な雰囲気の中、あの世にもっとも近いと言われる霊場を歩きました。
最終日は尻屋崎の突端に建つ尻屋崎灯台へ。レンガ造りでは日本一の高さ(約33m)を誇ります。「寒立馬」が見られることでも有名ですが、この日はなぜか姿が見当たりません。管理の方の話では、日差しが強いので山の方へ行って涼んでいるとのことでした。残念です。その後、青森市内の観光と、完成間近のねぶたもご覧いただきました。今年は3年ぶりにねぶた祭りが開催されるそうなので、沢山の人が心待ちにしていたことでしょう。祭りの成功をお祈りします。