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添乗員の帰着リポート 2022年3月13日発 瀬戸内「しまなみ海道」の多島美と道後温泉の旅 4日間
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約70kmの「瀬戸内しまなみ海道」の旅に出掛けてきました。70kmと言えば自動車で走ると高速道路なら1時間で走れる距離ですが、このツアーでは4日間のツアー中、2日間をかけて途中の島々の見所を丁寧にご案内します。旅の始まりはJR福山駅から。福山城は今年築城400年を迎えるそうで、夏のオープンに向けてリニューアル作業進行中でした。そこから車で30分の場所にある港町・鞆の浦(とものうら)。昔から潮待ち、風待ちの港町として栄え、朝鮮通信使も立ち寄り接待を受けたそうです。坂本龍馬と紀州藩の「いろは丸」事件談判の地としても有名ですね。古い町並みが残り、港町ながらの良い雰囲気が漂っていました。坂の町として知られる尾道では、ロープウェイに乗って町を一望できる千光寺山公園へ。日本遺産に登録されている尾道の町並みと尾道水道の眺望が最高でした。桜の名所としても有名なので、そろそろ美しい桜が咲き乱れていることでしょう。また、リニューアル工事中だった展望台もオープンした頃だと思います。そして旅はメインの「しまなみ海道」の旅へ。この道路の正式名称は西瀬戸自動車道という高速道路です。尾道から向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島、そして今治と途中の島々を橋で結んだ道路はまさに多島美を楽しめる絶景道路で、自動車道というよりも、むしろサイクリングロードとして有名ですね。展望台から瀬戸内の海と島々、美しい橋を眺めたり、村上海賊(水軍)ゆかりの地などの名所旧跡を訪ねたり、島の名物を食したり、楽しみ方がたくさんある素敵な場所でした。旅の締めくくりは松山市郊外の道後温泉でゆっくりと。お天気に恵まれて内容充実の旅でご参加のお客様もご満足いただけたことと思いますが、「今回のツアーは参加して良かったけど、結構歩かされたなあ」と言われたのは内緒です。