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添乗員の帰着リポート 2022年3月2日発 出雲街道の宿場町・津山、勝山とベンガラの町・吹屋の旅 4日間
3/2~3/5の4日間、岡山県の旅へ添乗してきました。今回は新幹線で東京駅から岡山駅へ移動後、旧出雲街道の宿場町として栄えた津山へ。津山城東町並み(城東重要伝統的建造物群保存地区)を地元ガイドさんと一緒に散策していると、古き良き城下町の姿が大切に保存されているのがわかります。また、1616年(元和2年)藩主森忠政が13年の歳月をかけ完成させた日本三大平山城のひとつ・津山城(鶴山公園)も見応えがありました。
勝山では、軒先に飾ってある「のれん」が特徴的な「勝山町並み保存地区」を散策しました。ちょうど3/3のひな祭りということで、お店や旧家のお座敷にひな人形が飾ってありました。本来は関西方面からの観光客で混雑する時期ですが、今年は観光客が少なく、落ち着いた雰囲気でした。
吹屋は江戸時代から明治にかけて鉱山の地として栄え、格子や堀などすべてがベンガラ色で統一された町家が軒を連ねています。現在は「吹屋ふるさと村」として観光化されていますが、昔ながらの素朴な雰囲気は失われておらず、国の重要文化財に指定されている建物もあります。また、吹屋ふるさと村の周辺には、映画「八つ墓村」のロケ地にもなった「広兼邸」や、冒険心をそそる神秘的な銅山の坑道「笹畝坑道」などの観光名所もあります。
旅の終盤は倉敷へ一泊し、情緒のある倉敷美観地区を散策。ホテルは美観地区のすぐ近くという好立地の倉敷国際ホテルへ宿泊。夜はライトアップされた美観地区の散策にも出かけてみました。また、大原美術館のモーニングツアーへ参加し、開館前の館内貸切見学をお楽しみいただきました。過去に美術館へ訪れたことがある方も、こんなにゆっくり丁寧に絵画を鑑賞することができて、貴重な体験になったとご好評をいただきました。