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添乗員の帰着リポート 2022年6月28日発 北海道ガーデン街道を巡る花と癒しの旅 4日間
北海道の代表的な美しい8つのガーデンが集中している大雪~富良野~十勝を結ぶ全長250kmの「北海道ガーデン街道」の旅へ行ってきました。昨年9月以来の訪問でしたが、同じコースでも季節が全く違うので今回はどんな花たちに出会えるのか個人的にも楽しみにしていました。短かった梅雨が明け、連日猛暑のニュースが続く関東を脱出し、旭川空港に到着時のお天気は曇り、気温は24度。梅雨がないと言われている北海道に梅雨前線が北上して居座っていたので、北海道のお天気は全体的に荒れ模様でしたが、滞在した4日間で観光中は殆ど雨に降られなかったのはとてもラッキーでした。青空は全く見えなかったものの、暑さを想定して持って行った半袖シャツは一回も出番がなく快適に過ごせました。「大雪・森のガーデン」では珍しいヒマラヤの青いケシ(メコノプシス)も咲いていました。気温が28℃を越えるとダメだそうで、「ここでもギリギリなんです」とはガーデンガイドさんのお話し。チベットやインドの山奥に行かなくてもブルーポピーに出会えるなんて素敵ですね。続いて、旭川の「上野ファーム」へ。6月最終週の訪問ということでバラが開花のピークを迎えていました。大きい花、小さい花、色とりどりのバラはとても美しく、可愛らしく、良い香りが園内に漂っていました。美瑛町では「白金青い池」も見学しました。夜中に降った大雨の影響で残念ながら水は青くは見えませんでしたが、グリーンの池に立ち枯れたカラマツ、そして漂う霧と、これはこれでとても神秘的な光景でお客様も満足。富良野では早咲きのラベンダーが咲いているということでファーム富田さんへ立ち寄り、一面の紫色とラベンダーの香りに癒されました。そしてドラマでも知られる「風のガーデン」へ。ウッドチップが敷かれた遊歩道を歩き、メインガーデンから薔薇の庭、野の花の散歩道と散策を楽しみました。紫のキャットミントが綺麗に咲いていました。続いて、海外から評価が高い「十勝千年の森」、日本初のコニファー庭園「真鍋庭園」、十勝の「食と農」がテーマの「十勝ヒルズ」、お菓子の六花亭が運営する「六花の森」、そして残念ながら昨年亡くなった紫竹昭葉さんの夢を形にした「紫竹ガーデン」を訪れましたが、どこのお庭もそれぞれ個性があり美しく、花の美しさ、香、吹く風の心地よさ、移動中の雄大な景色、美味しいお食事、温泉と「癒し満載」の4日間となりました。ご参加いただいたお客様もご満足いただけたようで、また季節を変えて来たい、もちろんキャラバンさんでとの嬉しいお言葉。今回もご参加の皆様、現地パートナーの皆様のご協力で楽しい旅になりました。あらためて御礼申し上げます。